豐葦原

明治天皇御製 世はいかに開けゆくとも古(いにしへ)の國のおきては違へざらなむ

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護

Author:護
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「講和條約」か「媾和條約」か

「講和」の正字は一般的に「媾和」のやうです。萩野貞樹氏の著書『舊漢字―書いて、覺えて、樂しめて』(20頁)にも、「講和」の正字は「媾和」とあります。

なので、「講和条約」の正字は、「媾和條約」になるかと思つたのですが、講和條約の場合は「講和」の方が適切だと思ひます。

理由は簡單で、帝國憲法の十三條に「和ヲ講シ」とあるからです。

「媾和」自體が間違つてゐると言ひたいのではなく、「講和條約」の場合には、「講和」が適切といふ事です。なぜなら條約は法的なものなので、憲法にさうあれば、それに遵ふのが良いと思ふからです(戰前の憲法の本にも「講和」とありました)。

そして、『漢字源』(学研)をみても「講和條約」の場合は、「講和」が適切と思ひます。

『漢字源』によると、「講」の右側の「冓(コウ)」は、「上と下(向こうとこちら)を同じように構築した組み木を描いた象形文字」で、それに「言」が付くことにより、「双方が納得して同じ理解に達するように話す」といふ意味となるさうです。

一方、「媾」は、①「互いに縁を結び合う」 ②「男女が互いに、からだを組みあわせてまじわる」 ③「互いに意志を通じあって和合すること」。(「冓」については同じ)。

といふことで、語源からしても「講和條約」の場合は「講和」がより適切と思ひます。そして、「講和」と「媾和」を使ひ分けることで傳へたい意味がより明確になるのではないかとも思ひます。

そして、以前紹介した『大日本國語辭典』にはこのやうに載つてゐました。


媾和 こうわ           講和 かうわ           講和條約 かうわでうやく
bdcam 2011-05-12 bdcam 2011-05-12 講和條約 かうわでうやく

※この畫像からも確認できるかもしれませんが、
 この記事で正字として用ひた「講」は實は正字でありません。
 新字と殆ど變はりませんが、表示する手段が分りませんので、
 新字の「講」を使用してゐます。
 
 違ひは、枠からはみ出てゐるやうに書かれた横棒が、
 新字は1本なのが、正字は2本です。
 (畫數でいふと16畫目(最後から2畫目))

 上の畫像では見にくいかもしれませんので少し擴大
講
 
ただし、昔の本にも「講」の字が使はれてゐる箇所がありましたので、
「講」は正字ではないとは必ずしも言へないかもしれません。が、
本題とはズレますので、とりあへずこの邊で。

■なほ、『有斐閣 法律用語辞典 第2版』(464頁)には、
【講和】 戦争状態を終了させて平和を回復するための交戦国の合意。
【講和条約】 講和に関する条約。平和条約ともいう。単に戦闘行為の停止を定める停戦(休戦)協定とは異なる。

と、ありました。從つて交戰權を否定してゐる占領憲法では講和條約は結べませんので、その根據は帝國憲法に求めるしかありませんね。
http://blogs.yahoo.co.jp/inosisi650/folder/1667330.html 

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