豐葦原

明治天皇御製 世はいかに開けゆくとも古(いにしへ)の國のおきては違へざらなむ

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護

Author:護
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眞正護憲論(新無效論)解説
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「國體護持總論」 HTML版
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≪ 國語 ≫
簡單に覺えられる歷史的假名遣ひ
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當ブログは平成二十三年四月から正字正かなで書いてをります(勉強中)。ブログの仕樣などにより正字表記できない漢字は新字體となつてをります。

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正統かな遣ひ入門

正統かな遣ひは、「正かな」、「歴史的仮名遣」、「旧かな遣い」、と色々な呼び方があると思ひますが、自分の勉強も兼ねて、正かなを使つてみたい方に向けて書いてみます。

正かなは、

1.昔は、普通の子供から大人までみんな使つてゐたもの。
2.現代かな遣ひよりも、規則性があり例外が少ない。
3.字音仮名(「蝶々」を「てふてふ」と書くなど)は、ほとんど漢字で書けば済む。
4.正統かな遣ひの普及に尽力されてゐた萩野貞樹氏によると、
 ①「いる」を「ゐる」に、②ハ行動詞はハ行を使ふ、
 この2つで正かな遣ひの8割を使ひこなす事になるさうです。

といふ事なので、思つたよりも難しくなささうですね。

4.についてもう少しいふと、
①いる(居る)→ゐる
②ハ行動詞は、言ひ切りの音が「う」になる動詞がさうです。
例 「思う」→ 「思ふ」 (「思は」 「思ひ」 「思ふ」 「思へ」)
   「言う」→ 「言ふ」 (「言は」 「言ひ」 「言ふ」 「言へ」)
(「は ひ ふ へ」と、ハ行の四段を使ふので、正確には「ハ行四段活用動詞」と云ひます)


■お勧めサイト

簡単に覚えられる歴史的仮名遣ひ(神社新報)
http://www.jinja.co.jp/kana-kantan01.html


■お勧め本

旧かなづかひで書く日本語 (幻冬舎新書) 萩野貞樹
(私を正かなの世界に導いてくれた本。入門書でありながら教科書としても使へます。
新書なので値段も手頃。どれを買つて良いか分からない方は、こちらをどうぞ。
この記事の参考にもしてゐます。)

舊漢字―書いて、覺えて、樂しめて (文春新書) 萩野貞樹
(旧漢字(正字)についての本ですが、萩野氏の本なので併せて紹介しました。)

学校では教えてくれない日本語の秘密 土屋秀宇
(「国語改革」による日本語の問題点・矛盾点などが分かりやすくまとめられてゐます。)

私の国語教室 (文春文庫) 福田恆存
(名著。萩野氏に多大な影響を与へた本です。)

三省堂 新旧かなづかい便覧
(実用書。手元にあると便利。)


■よく使ふ語で間違へやすいもの

◇あいさつ (左:現代かな→右:正かな)

・おはよう → おはやう
・ありがとう → ありがたう
・おめでとう → おめでたう
・さようなら → さやうなら

◇「ございます」はそのままで正かなです。

「ございます」を「ござゐます」とするのは間違ひです。「ございます」は「ござります」のイ音便です。従つて「ございます」の「い」は「ゐ」(居)ではありません。つまり「ございます」はそのままで正かな遣ひといふ事です。

参考 http://www3.kcn.ne.jp/~jarry/keig/c01c24.htm

イ音便の例は他に、「書きて」が「書いて」などがあります。「書ゐて」ではなく「書いて」のままで正かな遣ひです。


◇ 「やう」と「よう」の使ひ分け

簡単に言へば、「やう」は「~の様だ」のことで、「よう」は意思などを表します。

例文:いくらでも教へ【やう】はある。工夫して教へ【よう】。


◇ 間違へやすいものを集めた例文(正:正かな、現:現代かな)

正「さうかうしてゐるうちに言はう話さうと思うてゐたこともつい言ひそびれてしまひました。」
現「そうこうしているうちに言おう話そうと思うていたこともつい言いそびれてしまいました。」

・「さうかう」は漢字で書くと「然う斯う」です。漢字にするとどうなるか、語源は何かを考へると分かりやすいと思ひます。

・「ゐる」は上でも書きましたが、「居る」です。なぜ「居る」を「ゐる」と書くのかといふと「昔からさう書いてきたから」が正確な答となるさうです。今の人も昔のものが読めるといふことは、とても大事なことですね。

・「言はう」は、ハ行動詞の未然形「言は」に助動詞の「む」が付き「言はむ」となり、それが変化したものです。「話さう」も「話さむ」が変化したものです。

・「思うて」はハ行動詞で「思ふて」ではないの?と思ふかもしれませんが、これはウ音便といふものです。ただ、「思うて」といふ言ひ方はあまり使ふことはないと思ひますので、そんなに気にしなくて良いのではないかと思ひます。


■注意

ネット上にある正字正かな変換サイトはあまり信頼できませんのでご注意を。上に書いたやうな間違ひをするところがあります。私が知る限りでは、下記のところが一番頼りになるかなと思ひますが、完璧に変換する事は、原理的にそもそもできないさうです。
http://homepage3.nifty.com/jgrammar/ja/tools/orthodox.htm


■少しづつ使へば大丈夫。

色々と書いてしまひましたので、なんだか面倒だなと思はれたかもしれませんが、この記事に書かれた事に注意すれば、かなり使へるやうになると思ひます。始めの方でも書きましたが、「ゐる」とハ行動詞で8割使へることになるさうです。

そして、使つていくうちにだんだんと慣れます。自転車に乗れるやうになるのと似た感覚かもしれません。それに、現代かな遣ひとは違ひ、正かなは歴史的に形成された自然なもので、また、正かなの方が日本語らしいと思ひますので、日本人には正かなの方が馴染むのではないでせうか。

それと、完璧に使へないうちは使ひたくないと思ふ方も居られるかもしれませんが、使はないと覚えられませんし、私たちは既に中途半端に正かなを使つてゐます。例えば「私は」の「は」などは正かな遣ひです。

それに、少しぐらい間違へたとしても、周りの人は書き間違へ(タイプミス)かなと思ふだけで大して気にしないのではないでせうか。むしろ間違へて恥をかいた方が覚えられるとも思ひます。なので中途半端でも使つてしまひませう。もちろん間違ひに気が付いたら後で復習だ!

それでは、まづは「ゐる」だけは使つてみようなど、小さな1歩から始めてみてはいかがでせうか。

といふ事で、以前も正かなで一時書いてゐましたが、これからこのブログは原則正かなで書かうと思ひます(正字も使ふつもりでゐます。)

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