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明治天皇御製 世はいかに開けゆくとも古(いにしへ)の國のおきては違へざらなむ
Author:護
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※※※※必見!必讀!※※※※
≪ 動畫 ≫
眞正護憲論(新無效論)解説
①講義編 ②質疑應答編
YouTube版(講義編+質疑應答編)
明治憲法への誤解が解ける動畫
≪ 著書 ≫
「國體護持總論」 HTML版
「占領憲法の正體」
≪ 國語 ≫
簡單に覺えられる歷史的假名遣ひ
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當ブログは平成二十三年四月から正字正かなで書いてをります(勉強中)。ブログの仕樣などにより正字表記できない漢字は新字體となつてをります。
先日のチヤンネル櫻の憲法討論にて、倉山満氏は占領憲法を「殺す・消す・忘れる」ことが必要であると主張されてゐました。
氏は改憲派だと思ひますが、改憲はそれらと全く逆の行爲です。そもそも占領憲法は憲法ではありませんが、憲法を「殺す・消す・忘れる」とは保守派の云ふ事とは思へません。憲法ではないと考へてゐるからこそ、殺す云々との主張かもしれませんが、「憲法ではない」なら卽ち「憲法として無效」です。無效なのに有效が前提である改憲をする事は矛盾します。
そもそも憲法とは國體に基く不文法やその一部を明徴にした帝國憲法などを云ひます。それら【憲法】は「活かし・引繼ぎ・忘れない」やうにすべきものです。そして、その【憲法】に反する占領憲法は【憲法】としては無效です。占領憲法を憲法とする事こそが、國體や帝國憲法を忘れさせる事になり、現にかなりさうなつてしまつてゐます。
「では、帝國憲法を占領憲法に改正した樣に、その逆を次の改正でやれば良いのではないか」との意見もありますが、まづ帝國憲法は占領憲法に改正されてゐません。
もし占領憲法が憲法ならば、帝國憲法の限界を越えた「革命」が起きた事になります。また、占領憲法の根本思想は反日でありそれを憲法だと前提にすれば、保守派が望むやうな改正、特に全面改正などは立憲主義(改正限界)に反することになり、これも「革命」となります。つまり、革命を肯定しさらにまた革命をする事になつてしまひます。
そして、占領憲法にはかなりハードルの高い實質的には「改正禁止條項」とも云へる九十六條があります。
いざ改正する、改正できるとなつたとしても、占領政策に洗腦されてゐる今の日本人が改正すると更に占領憲法が惡くなる可能性が大でありとてつもなく危險です。
この樣に占領憲法が憲法であれば保守派は手も足も出ません。改憲こそが非現實的です。一方、新無效論では憲法をいぢるのではなく、法體系に對する認識を變へる(戻す・正す)だけで皇位繼承問題や九條問題はなくなつてしまひます。つまり、【憲法】を遵守すれば解決してしまひ、遵守しないから問題が起ると云ふ當り前のことです。
民族の歴史と掟(憲法)を忘れては、その民族は滅びます。從つて、保守派こそが民族の掟である本當の【憲法】を認識し「護憲」しなければなりません(活かし・引繼ぎ・忘れない)。占領憲法は護憲するに値しないからと云つて、改憲する事は矛盾です。憲法として無效だからこそ(憲法ではないからこそ)、護憲するに値しないのです。
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